【teraterm】teratermマクロでよく使うコマンドとSSHログイン
今回はteratermマクロでよく使うコマンドです。
sendln … 入力を行う(改行入り)
wait '文字列' … '文字列'が出力されるまで待つ
strconcat A B … AをBに文字列結合
connect A … Aに接続
基本こんだけで大丈夫でしょう。
えっ?これだけ?と思うかもしれませんが、意外といけます。
「あれ実行してこれ実行してこのファイル移動させてあのディレクトリで実行してあぁぁあめんどくさい!!」
となるときは、マクロ作成をおすすめします。
毎日このルーチンワークしなきゃいけなくて…という場合であればなおさらです。
また、Teratermでどこかのサーバにログインするときにも有用です。
サーバにログインするときのファイルはあらかじめ作っておいて保存しておきましょう。
たとえサーバが変わってもIPアドレスを変更して保存しておくだけで良いですからね。
大体同じなので、下記をどこかに保存しておくと良いと思います。
;; 接続先ホスト/ユーザ名/パスワード設定 HOSTADDR = '127.0.0.1' USERNAME = 'testuser' PASSWORD = 'testpassword' ;; COMMANDの文字列を組み立て COMMAND = HOSTADDR strconcat COMMAND ':22 /ssh /2 /auth=password /user=' strconcat COMMAND USERNAME strconcat COMMAND ' /password=' strconcat COMMAND PASSWORD ;; 接続 connect COMMAND end
HOSTUADDR、USERNAME、PASSWORDは、環境に応じて書き換えましょう。
なお、通常SSH接続は22番ポートで接続するので、上記はそのままポート番号が書いてありますが、
環境によっては別のポート番号が指定されている可能性があります。
その場合は新しくPORT番号の変数を作成して、strconcatで文字列結合させましょう。
… HOSTADDR = '127.0.0.1' USERNAME = 'testuser' PASSWORD = 'testpassword' PORTNUM = '22' COMMAND = HOSTADDR strconcat COMMAND ':' strconcat COMMAND PORTNUM strconcat COMMAND ' /ssh /2 /auth=password /user=' strconcat COMMAND USERNAME …
teratermをよく使う方は、マクロも使えるようになっておくと、効率化が図れます。
上記コマンドを覚えておくだけでも、ルーチンワーク発生時にマクロ化することができると思います。
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