【読んだ本】ドラゴンクエストXを支える技術――大規模オンラインRPGの舞台裏
今度買って読むかーと思ってたら実家に置いてあったので読みました。
ドラゴンクエストXを支える技術 ── 大規模オンラインRPGの舞台裏 (WEB+DB PRESSプラスシリーズ)
- 作者: 青山公士
- 出版社/メーカー: 技術評論社
- 発売日: 2018/11/14
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
- この商品を含むブログを見る
シリーズ初のオンラインRPGであるドラゴンクエストXがどのように作られ、運営されているかについて書かれた本です。
バトルシステムなどについては、以前WEB+DB PRESSプラスシリーズの雑誌に掲載されていたものを読んだ覚えがありますが、あれを含めたいろいろ詰め込んだVerという感じです。
私はIT系勤めですが、ゲーム会社のゲーム開発については全く知らないですし、オンラインRPGについても中の仕組みはよくわかっていなかったのでとても勉強になりました。
読む難易度としては、何かしらIT系の仕事をしていたり、開発の仕事をしている方、または該当の学生さんであれば、読めるくらいの難易度だったと思います。
私の場合全然分野が違う(デザインやサウンドの範囲)は、何度も読み直したり調べたりしました。
難しいところもありますが、全体的に読みやすかったですね。
ドラゴンクエストXのゲーム自体もプレイしたことがあるので、そういう意味でも理解しやすかったのかもしれません。
読んだ感想としては、システム開発と似ているところもあって、「そうだよなー、やっぱりなー」というところと、
『良い感じに』とか『担当プログラマーが頑張って』という記載を見ると、「いろいろあったんだろうなぁと感じる部分がありました。
どうしても最後はその人じゃないとできない部分が出てきたりとかしてしまうんですよね。
あぁいうものはエキスパートが集まってできているものでしょうから、本にもない色々な出来事がきっとあったんだと思います。
それでもこの内容が書籍として出されているというのは、実はすごいことなんじゃなかろうか、とも思いました。
ゲーム自体はC++とLuaが使われているそうなんですが、ゲーム開発自体、UnityやUE4使わなければこの2つが主流なんでしょうか?
C++もLuaも名前は知ってますが、あまり使ったことがないので、いじってみたいですね。
ドラゴンクエストXをプレイしていたとしても、IT系ではない方には少し難しい内容なので、
ある程度知識をお持ちの方には良いかなと思います。
表紙に、将来オンラインゲームを作ってみたいという人にはおすすめだと思います。
(その筋の方からすれば、大した内容ではないかもしれませんけど…)
ドラゴンクエストXを支える技術 ── 大規模オンラインRPGの舞台裏 (WEB+DB PRESSプラスシリーズ)
- 作者: 青山公士
- 出版社/メーカー: 技術評論社
- 発売日: 2018/11/14
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
- この商品を含むブログを見る